支部長挨拶

日本不整脈心電学会(JHRS)の会員数は、不整脈疾患の診断・治療の進歩と発展により年々増加し、循環器関連学会の中では日本循環器学会に次ぐ2番目の規模となる大きな学会に成長してきました。会員には、循環器内科・心臓血管外科・小児循環器を専門とする医師、生理学や薬理学などの基礎研究者、臨床工学技士や臨床検査技師、看護師などのメディカルプロフェッショナル、デバイス企業の営業担当者も含まれて、非常に多彩な構成です。また昨今の不整脈診療では、アブレーション治療やデバイス治療とその管理、種々の心電図解析が、チーム医療として行われることが多くなっています。

これまでJHRSは、毎年7月に開催される年次学術大会、2月に開催される植込みデバイス関連冬季大会、10月もしくは11月に開催されるカテーテルアブレーション関連秋季大会の3つの学術大会を中心に活動し、それぞれの規模は大きくなるとともに参加者数も増加しています。しかし、もっと教育機会や学術発表の場の提供が必要ではないかとの意見が全国の会員から寄せられ、その期待に応えるべく全国を7つの地域に分けて支部が設立されることになり、九州・沖縄支部支部長に私が任命されました。九州・沖縄地区には、1,000名を超える会員が存在しますが、支部創設により医師やメディカルプロフェッショナルのレベルアップのみならず、資格認定更新に必要な単位も地方会で取得可能となります。

第67回日本不整脈心電学会年次学術大会(福岡国際会議場/福岡サンパレス)が2020年7月1~4日に予定されている関係で、第1回九州・沖縄地方会は、2020年9月12日(土)に福岡市で開催することになりました。より多くの会員の皆様の参加を期待するとともに、九州・沖縄地区の不整脈診療のさらなるレベルアップにこの地方会が大きく貢献するのではないかと考えております。皆様のご協力を宜しくお願い申し上げます。

日本不整脈心電学会 九州・沖縄支部
支部長 安部 治彦
(産業医科大学医学部不整脈先端治療学)