
第6回日本不整脈心電学会九州・沖縄支部地方会の会長を拝命いたしました、済生会熊本病院の古山准二郎でございます。開催にあたりましてご挨拶申し上げます。
本地方会は、コロナ禍の困難な中、髙橋尚彦先生を第1回会長として船出し、第5回まで福岡開催にて多くの参加者の皆様とともに発展して参りました。さて、第6回は2026年6月6日(土)、この度、初めて福岡を離れまして熊本の地、勇壮な熊本城の眺めを擁する熊本城ホールにて開催することといたしました。当院の堺美郎先生とともに会長にご指名いただきましたこと大変光栄に存じます。
昨今、不整脈治療の分野ではパルスフィールドアブレーションや新たなマッピングテクノロジーの進歩が華々しい成果をあげています。しかし、その一方で基本となる電位一つひとつをいかに読み解くか、局所の「電位に還る」こともまた改めて重要になっていると思われます。九州、沖縄地域には不整脈診療のエキスパートの先生方が数多く在籍されていますので、若手医師や学生の皆さんもぜひ積極的に交流し、その「神髄」に触れていただく場となれば幸いです。
全国学会とはひと味違った地方会らしい特色を活かして、多くの会員の皆様とさらにはこれから不整脈学を究めんと新たに参加を志す若者に、「参加して学びが多かった!」と感じていただけるような会にいたします。
福岡に比して交通至便とは言えませんが、皆様と直接お会いできることを大変楽しみにしておりますので、どうぞ熊本まで足を運んでいただきますよう心より御願い申し上げます。
第6回日本不整脈心電学会九州・沖縄支部地方会
会長 古山 准二郎
済生会熊本病院心臓血管センター
会員の皆様、平素より日本不整脈心電学会の活動にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。第6回日本不整脈心電学会九州・沖縄支部地方会の会長を、済生会熊本病院の古山准二郎先生と務めさせていただきます同院臨床工学部の堺美郎です。本地方会の会長に推薦いただきましたこと、支部長の髙橋尚彦先生ならびに支部会員の皆様に感謝申し上げます。
近年、EV-ICDやパルスフィールドアブレーションの導入、3Dマッピング技術の進化、心不全管理ツールを活用したチーム医療など、臨床現場における不整脈治療の分野は急速に進展しています。これらの進展を支える臨床工学技士をはじめとするメディカルプロフェッショナルの役割はますます重要となり、患者さんの最適な治療は実現するためには皆様の協力が不可欠です。過去の会に続き、本地方会でも高いレベルでのチーム医療提供を目指して、医師視点にとどまらず、メディカルプロフェッショナル視点での技術と知識を学び、深め合い、活発な交流が行われる場となることを期待しております。
地元である熊本の地で、医療の未来を切り拓くための貴重な情報交換が行われることを大変嬉しく思っております。観光名所でもある熊本城お膝元の熊本城ホールが会場です。皆様にお会いできること楽しみにしております。
第6回日本不整脈心電学会九州・沖縄支部地方会
会長 堺 美郎
済生会熊本病院臨床工学部
